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Agent-6a4u(PHILOG)
■はじめに
– HAVE YOU SEEN HIM -
道路を荒波に見立て、スケートボード(以下スケート)の原型が1960年代に発明され、アメリカで起きたその振動は日本にも伝わった。
あの日からウン十年。
スケーター自身や、スケーターをサポートしてくれる人々のおかげもあり、社会的認知も昔とは比べ物にならないくらいに広がって、公共のスケートパークも数多く建設されるようになったのじゃ。
子供から大人まで、誰でもが楽しめるようなスケートの“ありかた”と、さらなるスケート人口の増加を願い、改めてスケートの魅力をワシが紹介するぞ。
「小さい頃からスケート漬けで、スケートの上でついに “スケ上死” する世界初のハードコア・スケートジジイはダレじゃ!?」

スケートボードとは何ですか?
スケートは大きく分けて5つのパーツに分けられるぞ。
1.柔軟性や強度に優れた楓(かえで)の木材を主に使用した板(ボード)、
2.様々なウレタンの硬度で作られる車輪(ウィール)、
3.ウィールにはめてウィールを滑らかに回転させるボールベアリング、
4.最近はチタン製のもあるが、主にアルミなどの合金と弾力のあるゴムを組み合わせて作られ、ボードに固定し、ウィールやアクセサリーを取り付ける。スケートの動きの関して重要な役割を担う金属パーツ(トラック)、
5.各パーツを止めるボルト・ナット等やボードに貼り、摩擦力を高めて靴への食いつきを良くするヤスリ(デッキテープ)などのアクセサリー。
この5つが合わさって、今日楽しまれている基本的なスケートとして機能するんじゃ。

加えて、快適にスケートを楽しむ為に用途に合わせて開発される、強度やクッションが補強された靴(スケートシューズ)があるぞ。スケートボード用に作られた靴なので、足裏感覚に優れているものもあるのじゃ。バルガナイズドソールやカップソールなど靴の特性は様々なので、色々履いてみるのがよいじゃろう。
洋服については個人の趣向に左右されやすいが、作業着などからヒントを得た強度や動きやすさ、低価格で耐久性の強い物など、転んだりして消耗するものなので、実用性を兼ね備えたものが好まれる傾向もあるのじゃ。

スケートボードの強みは何ですか?
スケートは楽しい。 しかしそれは運動全般に言える事で、スケートには“便利な機能がある”のじゃ。
それは “乗り物としての機動力と携帯性” だと考えられるぞ。
歩くより早く移動でき、自転車ほど大きくなく、周りに気を使えば電車やバス、タクシーなどに乗ることもできるのじゃ。
もちろん降りて手に持てば歩く事も可能で、かゆい所に手が届く機動力があるぞ。
さらに細かいパーツを好みに合わせて変更したり、ステッカーや絵を描いて自分だけのスケートを作る事ができるのじゃ。
ちょっとした工夫で自分だけの愛車となるのじゃな。

スケートボードに弱点はありますか?
スケートは自転車や車のようにタイヤ(ウィール)が大きくないので、小さな小石などにつまづいて転んでしまう事がある。
じゃから滑っている時は、ある程度 路面の状況に気を配る 必要があるぞ。
倫理上の問題として、道路のアスファルトやレンガ敷きの場所でスケートを使うと、ウィールと路面がぶつかり音が出る。これを防ぐにはウィールの硬度を柔らかくする必要があるのじゃが(例 硬度 78Aなど)、乗り心地やウィールを横にして止まるブレーキ(パワースライド)等の動作に影響があるぞ。
資源の問題としては、木材を使用するから伐採状況に応じて植樹をする企業があったり、使い古しのボードをリサイクルしてコースターや椅子、アクセサリー等に加工する事も可能じゃ。ウィールに関してもリサイクルする企業があるぞ。ウィールは石油製品じゃから、代替原料も含め将来石油が枯渇した時にどう対応していくかが課題となっていくじゃろう。
さらに法律の問題として、人や車どおりの多い場所で道路を占拠して滑走していると、道路交通法第七十六条の4の三「交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること」という法律により罰せられる可能性があるぞ。
騒音等を注意された場合、ただちにスケートの使用を止め「すみません」と謝罪して安全な場所に移れば問題にならないケースが多く、または事情を説明して“あと3回だけ”などの交渉が必要となるのじゃ。
さらに木製のボードは湿気に弱く、弾きが悪くなったり、ボードが歪んだりするのじゃ。車のトランクに入れっぱなしにするのはあまり薦められないぞ。温度や湿度が急激に上がらない玄関や室内で保管するのがよいじゃろう。
慣れている人でもスケートというのは今まで感じた事のないくらい楽しくなる時がある。夢中になりすぎて、彼女(妻)・彼氏(夫)とすごす時間が少なくなると、冷たい視線などを浴びせられる事があるのじゃ。ピクニックなどにかこつけて、一緒に楽しめるとよいな。

どこで遊べばいいのですか?
スケートボードは基本的に自由なのじゃ。周りの環境に気を配れば、家のドアを開けてからすぐ使用可能じゃ。
しかし、他人に極端な不快感を与えない為に、騒音が気にならない安全な場所(スケートボードパーク)などで始めると初心者は安心だぞ。
ケガをしないように準備運動をして、心配ならヘルメットやプロテクターをつけるのじゃ。

スケートショップが近くにある場合は、スケートが出来る場所を教えてくれたり、アドバイスをくれたり、ショップを拠点に仲間が増えたりと自分次第で可能性は無限大じゃ。
始めはみんな初心者だったのじゃ。恥ずかしがらずに先に来ていた人に挨拶して、沢山滑ってスケートを好きになるんじゃ!
まずはスケートビデオを見たり、上手い人のタイミングや動きを真似をしてみるのもいいぞ。
今見ているこのサイト、アンノウン・ライブマガジンの更新をチェックしてもらえるとワシは嬉しいのじゃが。
デジカメ等で仲間が滑っている映像を撮って、ビデオや映像と比較すると自分達の動きを確認できてよいぞ。

スケートボードと、どう付き合っていけばいいの?
まるで彼女や彼氏のようじゃな。
ワシにとっても無くてはならない存在なのじゃが、
スケートは移動手段という機能に加えて“遊びと競技”という2つの面があるのじゃ。
遊びのスケートは楽しくなる事が目標じゃから、年齢や技術に関わらずいつまでも自分のペースで続けられるのじゃ。
一方、競技としてのスケートは大会などで自分のできる事をやりきって、なおかつ勝利する事が目標じゃから、自分の技術レベルを限界まで押し上げ、難易度と完成度の高い(点数の高い)技をミス無く成功させる事が必要じゃ。
難易度が高いと言う事は失敗した時のリスクが伴い、それは恐怖心となって成功を妨げる事があるぞ。(ネガティブマインド)
成功したときの喜び(ポジティブマインド)や、自分を奮い立たせるような感覚(アドレナリンの放出)は、自分にとっての難易度や恐怖心と比例して大きくなるのじゃが、難易度の高い技の成功が積み重なって好成績を残し、トップ競技スケーターになれば、それに付随してくる賞金であったり、競技者としての名声や地位、スケートで生計を立てて支持を得るなど、苦労も多い分、特別な楽しさを味わえるようになるじゃろう。
面白い事に、遊びのスケートであっても自身のこだわりや美学によって、競技大会で求められる事とは違った形で滑る事を追求する場合があるのじゃ。
スケートしにくい環境でわざとスケートしたり、スケートから発せられる走行音や、足首や手の角度などその芸術性に注目するスケーターも多く存在するのじゃ。またそれらのアイディアがかなりの人数に支持されれば、事業と絡めて生計を立てることも不可能ではないのじゃ。
スケートボードは楽しみ方も自由じゃな。
プロフェッショナルとして追求する事は、自分が満足するまで終わりはないぞ。
相反するような遊びと競技のスケートじゃが、
遊びのスケートも追及すれば、ある面では競技のスケートに限りなく近づくし、また競技のスケートも追及すれば、ある面では遊びのスケートに限りなく近づくのじゃ。

一般のスケーターは、自分のバランスの取れた所でスケートボードと向き合う事が長く楽しむ秘訣なのじゃ。
まずは日々の精進からじゃ!スケートを持って滑りにいくぞよ。
■今回の関連WEB
・デッキテープはヤスリでないと駄目なのか
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